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▼パイン家具と言えばアメリカ製が有名ですよね?
上にも書きましたが、確かにパイン家具の発祥はアメリカです。
イギリスで迫害を受けた清教徒たちがアメリカに渡り、その頃豊富にとれたパイン材で家を建てました。
当然端材が出ます。この端材を利用し家具を作ったのですが、そうそう家具職人はいませんから、代わりに大工が家具を作りました。
難しい装飾は省きながら、遠い故郷の自分たちが使っていた家具を想い々々...。
こうして、シンプルなフォルムの「パイン家具」が誕生した訳です。「大工が創り上げた家具」これがパイン家具なのです。
ただ、やはりお手本はイギリス家具であり、パイン家具の源はイギリスにあると言えるでしょう。
巷でよく見られるパイン家具は「アメリカンカントリー」の家具とされていますが、実はアメリカで使われているものと、
日本で売られている「アメリカンカントリーなパイン家具」はデザイン・風合いともに随分と違っています。
はっきり言って、日本で出回っているのは、日本人好みの「ラブリーカントリー」として分類した方が分り易いでしょう。
もう一度言いますが、「アメリカンカントリー」家具として売られている殆どのものが、日本独自のジャパニーズパイン家具です。
そして、英国パイン家具の誕生
さて、ではイギリスのパイン家具はどのような経緯で生まれたか?イギリス家具の長い歴史の中で「パイン」が家具材として登場することは
殆どありません。ただし、アメリカと同じように「建材」としては多用されていました。1990年初頭、低迷する経済情勢の中において
世界一の家具王国(英国)の家具メーカーは欧米で徐々に浸透する「カントリーパイン家具」の人気に目をつけました。
イギリス本国では「パイン材」は調達できませんが、カナダやスカンジナビア半島から上質なものがいくらでも輸入できます。
既に完成されたデザインと卓越した技術を有していますし、新たに工場を建てる必要はありません。
何故ならその頃閉鎖された「羊毛工場」が多数点在していたからです。こうして、パイン家具生産業者(メーカー)がたくさん誕生しました。
1993年頃の話です。つい最近ですね。
想えば、故郷英国から追い出された清教徒たちがアメリカに渡り、「パイン家具」を誕生させ、
そして200年後「パイン家具」の形で里帰りした。そんな風には考えられませんか?
オーダーメイドもやっぱり英国方式
伝統の国、イギリスの家具はデザイン・技術ともに世界No1の称号に恥じない優れた品質を維持しています。
良質な材料(北欧・北米のパイン材)を使い熟練した職人がひとつひとつ丁寧に作り上げているからです。
私達も英国人が造るパイン家具を忠実に再現することで、高品質のパイン家具を低価格で提供できるようになりました。
「創造力がない」「猿真似だ」などという人がいますが、これだけの品質を維持しつつ、国内最低価格で提供するとなると
現時点ではこの方法以外考えられません。それだけ、英国方式は完成されています。
オーダーメイドパイン家具専門ページはこちら
やはり英国製に勝るものなし!優れた加工技術と伝統の国ならではの誇り...
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右のDining
Chair は最もポピュラーなSlat
Back Chair(スラットバックチェア)です。
この椅子、どこかで見たことありませんか?実はこの背もたれのデザインは
200年以上変わっていません。それが証拠に1700年台のアンティークもので
全く同じデザインの椅子が存在します。丁度パイン家具が誕生した頃この椅子も
誕生し、伝統的に受け継がれたデザインなのです。もはや変えようがないほど
完成され、英国人は頑なに・忠実にこのデザインを守っています。
世にダイニングチェアは星の数ほどありますが、英国パイン家具の世界では、
このスラットバック以外には3種のデザインしかありません。
オドロキです!それほど完成されているということと、自分たちの文化・伝統を
重んじる英国国民性の現れですね。脱帽...。
注意:「パイン家具」と言えども、椅子類はBeech(ブナ材)を使用しています。
非常に硬く頑丈なため、荷重のかかる椅子に向いているからです。
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